丸山コレクション矢立煙管館について

丸山コレクションは丸山清次郎氏(1900~1982)が生涯をかけて収集した、
江戸から明治にかけての“煙管[キセル]”と“矢立[ヤタテ]”の一大コレクション。
煙管煙草入組物55点、煙管115点、矢立269点を所蔵しています。

丸山清次郎(1900~1982)は新潟県燕市に生まれ、
家業の煙管造りを手伝いながら二十歳で上京し、煙管の販売を東京で始めました。
それが今日、ライターを業とするウインドミル株式会社のはじまりとなりました。

煙管にはじまる日本の喫煙具は、やがてパイプ、シガレットケース、ライターへと発展していきます。
清次郎個人の趣味として彫金の魅力に魅せられ、
自身の商売と密接な関係のある「煙管煙草入」の金工細工には特に興味をもっておりました。
(丸山 進 ウインドミル株式会社 社長談)

『彫金の見事なものというのは、明治の初期のものに多いです。
大名お抱えの刀職人が(廃刀令によって職を求めて)流れてきて、
煙管や金具の細工に腕をふるったからです。』
『卓越した日本の金工職人によって創り出された彫金ものが、
江戸末期から明治にかけ、武士、町人にかかわらず、あらゆる階層、
あらゆる職業に持ち込まれた「きせる」に
その技量とモチーフが具現化されている。特に無名の彫金師によって創られたと思われるものに、
極めて高い技巧と独創的な意匠がほどこされたものも多く、
当時の社会的文化の豊かさを楽しませてくれる。』(丸山清次郎 談)


丸山コレクション矢立煙管館について

丸山コレクション矢立煙管館の展示内容

「煙管煙草入組物」「煙管」「矢立」の所蔵品の中から、
詳細ページで各5点ずつご紹介いたします。
写真をクリックして詳細ページをご覧下さい。
加納夏雄の彫金をはじめ、香川勝広、海野勝民等名工の金工作品
たばこ入れに見る金唐革やジャワ更紗の美しさ
幡随院長兵衛、徳川綱吉、清水の次郎長、犬養毅など著名人の愛用品が見どころ。

  • 煙管煙草入組物
    煙管煙草入組物
  • 煙管
    煙管
  • 矢立
    矢立
  • 根付(ねつけ)
    根付(ねつけ)
  • 丸山清次郎の情熱
    丸山清次郎の情熱
  • 花開く江戸文化
    花開く江戸文化