世界に一つしかない伊藤豊成氏のスプーンコレクションを展示。 展示室に足を踏み入れるとそこは伊藤氏のコレクションルーム。約5000本の世界のスプーンが収蔵展示されています。 アンティークな輝きを放つスプーン、歴史的に貴重なスプーンなどに出会うことができます。
明治から始まる燕の金属洋食器の歴史を、文明開化以降の日本の食文化の変遷と照らし合わせながら鑑賞できます。日本におけるスプーン、フォーク、ナイフの歴史は燕がいつもリードしてきました。それらが私たちの食生活にどのように溶け込んでいったのかを知ることができます。
一般展示室では、江戸時代から続く燕の金属産業の歴史を一望できます。和釘から始まり、金属洋食器・金属ハウスウェアを経て、新素材、新技術を活かした金属加工地へと変わり行く地場産業の歩みをご鑑賞ください。
スプーンのできるまでを、洋食器工場での映像で紹介しています。アルミ・真鍮・銅・ステンレス・チタンで作った木琴があります。叩いて、音の違いを発見してお楽しみください。また、燕の現在の金属加工技術を紹介しています。