日本の金属洋食器室について
燕の金属洋食器が時代の変遷に合わせて展示されています。
展示室は明るく、女性や子供が親しめるような可愛さを強調した雰囲気です。
展示部分は2 部門からなり、上段部分は写真や絵を用いて日本の食文化の歴史を紹介しています。
対して、下段ケース内に燕で生産された金属洋食器を展示し、2 つの展示を対比することで、
日本の食文化に対して燕の製品が果たした役割を明確に知ることができます。
燕で発掘された石匙(いしさじ)から、大正期の金属洋食器、
ノーベル賞受賞者晩餐会に用いられるスプーン等が展示されています。
展示品の概略ご紹介
- 昔の匙(さじ)
- 金属洋食器との出会い
- 金属洋食器生産のはじまり
- 伸びる国内需要
- 機械生産への取り組み
- 世界にひろがる販路
- 金属洋食器の製造中止
- 苦境を救ったステンレスの技術開発
- 貿易摩擦と金属洋食器産業
- 新市場の開拓
- 「食具(しょくぐ)」の原点へ